そして何よりも大切なのは、お母さんがリラックスされることです。お子さんはお母さんの緊張を敏感に感じ取ります。なかでも不安はお子さんを巻き込む力が大きいのです。ご心配でしょうが、10分間は私たちに任せていただきたいのです。
そこでお願いです。お子さんにいっていただきたくない言葉を少し列記しました。よろしくお願い致します。




「泣かないでできたら、帰りに○○○を買ってあげるからね」
物を与える条件はよくありません。上手にできたときはすごくほめて、自信を持たせてくだされば十分です。かえって泣き方がひどくなる場合がほとんどです。


「先生はなにもしないよ。お口をあけて見るだけだから」
「痛くないよ、お薬をつけるだけだから」

正直に虫歯の治療だと話してください。お子さんはお母さんの言葉を信じますので、私たちがお母さんと違うことをやりますと、お子さんは私たちを信頼してはくれません。


「言うことをきかなかったら、歯医者さんに連れていきますよ!!」
「今度こんな事をしたら、注射をしてもらいますよ」
治療を罰則にしないで下さい。お子さんの恐怖心をあおることになります。


「何処をやったの?痛くなかった?大丈夫だった?」
「何をお話ししてきたの?ちゃんとあいさつはできたの?」

お子さんが自分の言葉で表現されるまで待って下さい。お子さんより先に、お母さんの表現が入ってしまうと、お子さんが何をどう感じたのかあやふやになります。お子さんが話し始めたらゆっくりと聞いてあげて下さい。お子さんの変化を知る絶好のチャンスです。



上手にできたときは、おもちゃ・バッチ・ふうせんの中からお子さんが好きな物を選ぶことができます。またカルテの[食ぬきシール]が消えるときは[じょうずにできましたシール]を貼るようにしております。このときはたくさんほめていただきたいと思います。