
お子さんのお口に1本の乳歯が生えてきたら、すぐに小児歯科を訪ねてください。そうすれば、お子さんは虫歯のない一生を手に入れるすばらしいチャンスを得ることができるでしょう。今日、90%虫歯予防は可能です。それには、おとうさま、おかあさまが早いうちからお口の健康に関心を抱いていただくことが第一条件となります。通常は6ヶ月から12ヶ月の間ぐらいに、小児歯科にて検診を受けられるといいと思います。まだ小さいし早いのではとご心配でしょうが、強い歯を育てることを学んでいただくには、とても良い時期だと思います。なぜなら1歳6ヶ月から2歳にはじまり、3、4歳のお子さんのお口の中に私たちは多くの虫歯を見つけるからです。その虫歯のほとんどが不適切な間食の与え方とお口の健康管理への関心のうすさによります。なかでも、1歳6ヶ月になるかならないかのうちに、前歯が全部溶けてしまっているお子さんをみかけますが、これはボトルカリエスといって眠りながら母乳や哺乳瓶でミルクを飲む習慣のあるお子さんの虫歯の特徴です。 ですから、できれば早くからご両親に予防の知識を持っていただきたいとおもいます。早いうちから予防にとりくんでいただければ、それだけ確実にカリエスフリー(虫歯のない)のすばらしい健康的な生活が約束されます。 大切なのは予防のために私たちを訪ねてくださることです。 子どもたちは未来をになう大切な宝物です。私たちにとって、早すぎる出会いはありません。歯が出たら、いいえ、出る前からどうぞいらしてください。そうすれば、強い歯に育てることも、虫歯をさけることも完璧にできるはずです。 私たち小児歯科はお子さんの健康を守るためにあるのです。 おひとり、おひとり、みんな違います。それぞれのお子さんに合った予防プログラムをつくり、虫歯のない健康な生活を一緒にめざしていきましょう。 ただ残念なのは、どうしても虫歯ができてからの出会いがほとんどです。でも、早期治療と原因をさぐり改善していくことによって、虫歯のない永久歯をめざしていただければ、遅いということはありません。 予防を通して、お子さんの健康と成長発育をお母さまやお父さまと一緒に見つめられることを楽しみにお待ちしています。 |