歴史
平家落人800年の歴史




平家が源平の戦に敗れてから800年目
にあたる昭和60年に記念して建てられ
たのが平家の里です。この栗山村に落ち
のびた平家落人の生きざまや生活様式が
、ワラ屋根造りの家々に展示されており
ます。「床しどころ」には平清盛の入道
になった姿と平敦盛の壇ノ浦合戦に出陣
する雄姿が。「種々伝えどころ」では当
地方に残る伝統芸能や往時の古事に習っ
た芸能などの伝承、観覧の場として活用
されています。「調度営みどころ」では
木工、ワラ細工などの伝統技術の実演や
即売する棟などで全7棟、湯西川の四季
の美しさを楽しみながら見学できる新名
所です。   








平家落人民俗館、平家歴史資料館、神社、
平家塚など24ヶ所に及ぶ平家の史跡を訪
ね歩いてみませんか。たとえば釜八幡宮は
平家が都落ちしながらも愛用し持ち歩いた
といわれる古い釜が祀られています。  
又、平家塚は別名、大将塚ともいわれ、高
房神社の奥の院として湯西川平家一門の先
祖の霊をお祀りしています。そんな数々の
物語が生きつづいている史跡にふれると、
からみあっていた心の糸さえスーッとほぐ
れ昔の世界へすいこまれてゆくようです。




昭和60年6月に開かれた平家落人800年祭