<BACK△ HOME| NEXT>
▽ MENU



フレットのレベリングその2

マスキングテープでマスク
ブリッジ制作

黒檀
3mm幅のサクリカンナでサドルスロットを掘っています。
サドルをはめてみます。
いい感じです。
サドルはいつも楽器屋のギター用400円牛骨サドルです。
一部アールを付けます。
toolsで紹介した木彫ヤスリです。
サクサクです。
弦止めのスリットを切ります。
木口を斜めに削ります。
削り跡が鬼目ヤスリと明らかに違うでしょ(^_^)b
形を整え、紙ヤスリで仕上げ、ボディーに
乗せてみたところです。
フレットレベリングその3

あっちこっちしてますが…、作業手順通りに掲載してます
耐水ペーパーをアルミのアングルに張り、
削ってフレットのレベルをそろえます。
削りすぎないよう注意しましょう
ナット

今回、取り外し式ナットに挑戦です。
ソプラノではあまり効果はないと思いますが
LowG、HighG弦を変更するとピッチが多少変わります。
ピッチ調整のためサドルはすぐ変えられますが、
ナットは普通接着り、簡単には交換できません

手前の黒檀がナットを押さえるわけです。
ネック側のナット接着部をヤスリなどで整え、接着をします。
ナットを挟んだまま接着しますが、乾く前にナットは叩いて
外しておきます。
ナット製作

これもギター用牛骨サドルです。
2個分とることができます(うまくやれば4個分\(^_^)/)

ちまたで有名な半割鉛筆でフレットの高さを写し取ります。
彫刻刀、精密ヤスリ、紙ヤスリを駆使して形を整えます。
ここはワックス仕上げをします。
ビーワックスを削ってテレピンオイルに混ぜた物を
すり込んで磨きました。
ブリッジ接着準備

マスキングテープを使い、指板の延長線、中心線を描きます。

また、フレットの高さをサドル位置ではかり、サドルの高さを
決定します。
弦止めのスリットをナットファイル(弦の通る溝を切るヤスリ)
で拡げます。
もちろんそれぞれの弦の太さに合わせます。
ブリッジをクランプで仮組みし、両サイドの弦を張ってみて
中心が合っているかの確認です。
ブリッジの位置が決まり、マスキングテープで囲って
ニスを削ったところです。
スクレーパーは入らない大きさなので、カッターの刃の破片や、
彫刻刀をスクレーパーのように使うといいでしょう。
クランプ用に裏側に当て木をしますが、ブレースの位置を
確認しておき、痛めないよう注意しましょう。
接着してます。
ソプラノはこのようにホームセンターのクランプで届きますが、
テナーやバリトンは届かないので、ギター用に売られている
ギター用のブリッジクランプをお勧めします。
サドルのトップに傾斜を付けます。
今回はLowGなので、写真のように斜めになります。
サドルを付けてみます。
バッチリです。(^_^)b

ブリッジもワックス仕上げです。
残すはナットの溝切りです。
弦を乗せて鉛筆で両脇をなぞり、その中をナットファイルで
削っていきます。

半割鉛筆で書いたフレットの高さの線まで削ってはアウトです。
どこまで削るかのヒントは結構ネット上にあります。
1,4弦が削れたら、その間を測り3等分します。
3等分の位置でOKかどうか確認中の図です。


これを削り、ほこりを払ってチューニングペグを締めれば……
完成です!!!


何度とってもピンぼけです。
あとでうまく撮れたら差し替えます。
まとめ(^_^)b
 ・全音キットより遙かに鳴る一品となりました。
 (ソプラノにしてはLowGも良く鳴っている)
 ・音色も今までで一番満足のいく音色です。
 ・我が家で一番弾きやすい(家内のお墨付きで家内愛用のFTよりも弾きやすい)
 ・取り外しナットはうまく機能しているが、改良が必要である
 (木が痩せたときのゆるみ対策)
 ・石の埋め込みは石の板を埋めた方が綺麗ではあるが、これもありかな?
 ・ファンブレースを入れはしたが表面板が薄いので凹むかどうか、まだ心配である。
<BACK△ HOME| NEXT>
▽ MENU