上の第一大臼歯が前方にずれると前歯が外に出てしまいます。
下の顎は小さくなる傾向があり、口の回りの筋肉や呼吸の仕方にも関係があることもあります。
大臼歯関係はフルクラスU、オーバージェット13mm、MPA35°、ANB7°。話をするときなどに舌を出す舌突出癖もみられました。顎外装置はコンビネーション・プルフェイスボウを使用しました。歯を抜かずに治療が出来たのは本人の頑張りによるところと思います。治療期間は27ヶ月でした。
舌の悪習癖も、口腔周囲の筋肉の問題も改善され、きれいなプロフィールと美しい歯並びに治りました。