反対咬合は機能性の反対咬合と骨格性の反対咬合に分けられます。骨格性の場合でも早期に反対咬合を改善することが望まれます。場合によっては外科矯正による改善を考えなくてはなりません。

ここでは矯正治療のみで治療を行った2例をご紹介します。

1例)機能性反対咬合・非抜歯症例

 
前歯の逆被蓋が強く、正中の偏位もみられる。笑っても上の歯は見えず、下唇は翻転している。
  
治療前の口腔内、右側面、正面、左側面写真


 
治療はRPE、フェイスマスクを用い、アレキサンダー法にて終了した。
下唇の翻転もなくなり健康的な口元を呈しています。

 
治療後の口腔内の右側面、正面写真