1 センターの役割

流域管理システム推進の担い手林業関係団体で構成する活性化協議会を運営し川上・川下の関係者の合意形成と連携の促進に努め流域管理推進のための取組を行います。

2 森林の流域管理システムとは

流域を単位としてその流域内の市町村、林業、木材産業等の様々な関係者による合意の下で、木材の生産から加工、流通にわたる川上から川下の連携を含め、民有林と国有林が一体となった森林整備と林業・木材産業の活性化を総合的に展開しようとする取組です。

3 那珂川流域位置図

4 組織

 位置図に示される3市15町1村と8森林組合、4林業振興会、3木協連、素材生産業共同組合、4県林務事務所など川上から川下に至るすべての林業・木材業関係者が参加し、会長は黒羽町森林組合長の菊地良吉です。

5 主な取組

 @事業体の組織強化と団地化の推進 A林業労働力の育成確保 B木材の安定供給体制の整備 C製材品の加工・流通体制の整備 など 

6 低コスト林業生産体制

 那珂川流域は地形が平坦でプロセッサーやハーベスタなどの高性能林業機械による森林施業が実施可能な地域です。森林所有者の理解と協力を得て高性能機械による間伐や皆伐の施業を実施し、低コスト施業で森林所有者にどれだけ収入として還元できるか、また、計画的な施業によりどれだけ安定した木材供給が可能か、その検証と実践・普及に努めているところです。

プロセッサーによる造材

グラップルによる積込み