 
1 芳賀地区について
  -  栃木県芳賀地区は県南東部の1市5町から成り、面積は5万6千haあります。2万haの森林を有し、この内56%は広葉樹林です。
  -  この地域に広葉樹が多い理由としては、昭和30年代まで薪炭材の産地であったことや、燃料革命後はシイタケ原木や茶道用炭の原木としてコナラやクヌギの需要が現在まで続いていることが挙げられます。
2 整備の概要
  -  優良な広葉樹林の造成を目的として、シイタケ原木用のコナラ・クヌギ林、茶道に使う炭を作るためのクヌギ林の整備を行っています。
  -  シイタケ原木林の施業は皆伐方式の萌芽更新で行われ、伐期は15〜20年です。主な管理作業は、下草刈り、萌芽整理、除間伐等ですが、必要に応じて不要となる木竹の抜き切りや補植を行います。
  -  茶道用原木林は、ほぼ同じ施業方式ですが、その規格寸法が厳密なため管理により一層の注意が必要となります。また、伐期は6〜7年と極めて短くなっているのが特徴です。
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      | 手入れされた広葉樹林 | 苗木の植栽状況(補植) |  
 
 
- 芳賀地区森林組合  TEL:0285-63-0242 Fax:0285-63-0105
  
 
 
