日光スギ並木や神社・お寺の境内などで回りに建物などがあって切り倒すことのできない立木を、上から順番に吊るしながら伐採する特殊技術です。


 命綱で体を支えた状態で太い幹を水平に切るのは技術を要します。
写真は東京都青梅市の高水山不動尊境内の樹齢300年、樹高40メートル、胸高直径120センチの スギの大木を上から切っているところです。
この現場では、トラッククレーン車が入れたためクレーンで吊っていますが、日光スギ並木のように隣接して同程度の立木があれば、クレーンを使わずに、隣の木に吊って切り下ろすこともできます。
 現在、日光東照宮伐木専任技術者として境内や杉並木の伐採を行う一方、伊勢神宮での「吊るし伐り」技術の伝授や全国各地の神社・神宮等の大径木の伐採の依頼にこたえています。

立木の伐採でお困りでしたらお問い合わせ下さい。

◆問い合わせ:たかはら森林組合  電話:0287−43−0451

写真の技術者プロフィール

氏名 : 和気 邁(すぐる)  59歳            

住所 : 矢板市塩田184

平成6年矢板市指定無形文化材伐木特殊技術者に認定NHK「小さな旅」、テレビ朝日「誘われて二人旅」     テレビ東京「ウィークリー栃木」で放映されています。