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Dead Stock Recycle Shopを運営したいと思っている方へ
Dead Stock Recycle Shopは、薬剤師会様が運営する場合、無償で提供しております。
Dead Stock Recycle Shopは、Peal言語で作成されています。Peal言語は、インターネット上で最も一般的な言語ですので、
CGIが使用できるおおよそのプロバイダーで対応していると思います。
運営するまでの手順は次の通りです。
- 環境を整えていただきます。
具体的には、Peal・CGI及び、sendmailが使用できるかプロバイダーに問い合わせていただきます。
Peal・CGI及び、sendmailが使用でき、自由に使用できるフォルダが2Mバイト程度あれば、環境は整ったことになります。
- たちばな薬局より、プログラムファイルや添付ファイルをメールに添付して送ります。
- FTPソフトを使用して、各ファイルを配置します。
- テスト運転を行う。
- 本稼動
Dead Stock Recycle Shop仕様書を次に示します。
1.概要
本プログラムは、薬局における医薬品の不良在庫をリサイクルするために作成したものです。
本プログラムを管理者のホームページのインターネットサーバに置き、他の薬局が管理者のホームページにアクセスする事により次のようなことが可能になります。
・自薬局の不良在庫となった医薬品をインターネット上で販売できる。
・薬局は、使用する医薬品を一般売買価格より多少安く入手することが出来る。
2.プログラムの特徴
・プログラムの中で再利用できそうなサブルーチンは、”useful.pl”として別ファイルとした。
・データファイルは、薬局会員ファイル”ta_member.dat”・ 出品医薬品ファイル” ta_drug.dat” ・売買申し込みファイル ” ta_purch.dat”の三種類として、ファイル間にリレーションをプログラミングした。
・悪戯防止の為、会員制として、会員薬局の削除は管理者のみが行えるようにし、メールアドレスは変更できないようにした。
・パスワードは、英字4桁数字4桁の8桁の一意の文字列とした。
・薬局会員ファイルに関しては、セキュリティの観点から薬局コード、管理者名、住所、電話番号を暗号化した。
・暗号化は、”crypt”関数を使用せず、登録した日付と時刻のシリアル値をキーとして、同じ文字列でも登録時間によって異なる暗号文になるようにした。
・キーワードにより出品医薬品を検索できるようにした。
・なるべく近辺で売買できるように、県別のフィルターを付けた。
・医薬品を出品するに当たり、同じ医薬品をダブって出品できないようにした。
・入力が必要なところが入力されていない場合に、メッセージを表示するようにした。
・各テキストボックスは、フォーカスを得ると、最適なIMEモードになるようにした。
・購入に関しては、一つひとつ購入することだけではなく、同じ薬局が出品した医薬品に関しては、まとめて購入できるようにした。
3.使用許諾契約書
1.Dead Stock Recycle Shopおよびその添付ファイルに関する権利はその内容により”たちばな薬局”に帰属します。
2.たちばな薬局は、このプログラムによって何らかの不利益が生じても、一切の責任を負いかねます。
3.たちばな薬局は、プログラムの著作権は放棄していません。
4.プログラムの著作権表示部分は絶対に外さないで下さい。また、プログラムコードは、許可された部分以外、変更しないでください。
5.たちばな薬局は、プログラムの再配布は許可しておりません。
6.たちばな薬局は、本プログラムに関するサポートは行いません。
4.プログラムの設置方法
Dead Stock Recycle Shopを設置するには、次の手順で行ってください。
a).TAshop.cgi をメモ帳などのテキストエディタ で開き、以下の個所を修正します。
#! /usr/local/bin/perl ・・・ (プロバイダで定められたPerlへのパスを指定します)
# ****** 医薬品不良在庫リサイクルショップ
# ******
# ****** Product by TATIBANA
# ******
# ******
require '../jcode.pl';
require '../cgi-lib.pl';
require '../useful.pl';
$title = '医薬品不良在庫ショップ';
#タイトル
$password = '??????????'; #管理者パスワード
$homepage = '????????????????????????????????????'; #管理者ホームページのURL
$administratormail = '????????????????????????'; #管理者メールアドレス
$sendmail = '/usr/sbin/sendmail'; ・・・ (プロバイダで定められたsendmailへのパスを指定します)
$bgcolor = '#FFFFFF'; #背景色
$text = '#003300';
#文字色
$link = '#0000FF';
#リンク色
$vlink = '#FF0077'; #アクセス済みリンク色
$alink = '#FFFF00';
#アクセス中リンク色
$drugfile = 'ta_drug.dat'; #出品医薬品ファイル
$memberfile = 'ta_member.dat'; #薬局会員ファイル
$purchfile = 'ta_purch.dat'; #売買申し込み(purch)ファイル
$seed = 4567;
#薬局情報を暗号化する4桁の数値キー(運用開始後は変更しないでください)
$maxdrug = 1000;
#保存する最大医薬品数
$maxmemb = 300;
#保存する最大薬局数
$pageview = 10; #1ページに表示する医薬品数
$timedif = 9;
#世界標準時との時差
# ****** この上のプログラムコードは、書き換え可能です
b).FTPソフトを使用して各ファイルを転送します。
始めに、CGIアップロード先(一般的にpublic_html等)の下に”TAshop”ディレクトリを作成します。
スクリプトファイルは「アスキーモード」(テキストモード)で、画像ファイルは「バイナリモード」でFTPファイル転送します。FTPソフトを持っていない場合は、以下のページから”FFFTP”と言うFTPソフトが手に入りますので参考にしてください。
http://www2.biglobe.ne.jp/~sota/
c).転送後、以下のとおり アクセス権を設定します。
ファイル名 アクセス権
転送モード
TAshop.cgi [755]
アスキーモード
angou.js [644]
アスキーモード
index.html [644]
アスキーモード
midasi.jpg [644]
バイナリモード
cgi-lib.pl [644]
アスキーモード
jcode.pl [644]
アスキーモード
useful.pl [644]
アスキーモード
TAshopディレクトリ [777]
d).全体のディレクトリ構成例は以下のとおりとなります。[かっこ内はアクセス権の設定値です]
public_html
|
+-- TAshop
| |--- TAshop.cgi [755]
| |--- angou.js [644]
| |--- index.html [644]
| |--- midasi.jpg [644]
|
|--- cgi-lib.pl [644]
|--- jcode.pl [644]
|--- useful.pl [644]
e).転送とアクセス権の設定がうまくいったら、ブラウザを立ち上げてURL欄に次のように入力して動作を確認してください。
・通常モード
CGIサーバのURL/TAshop/TAshop.cgi
( たちばな薬局の場合はhttp://cgi.nasu-net.or.jp/~tatibana/TAshop/TAshop.cgi )
・管理者モード
CGIサーバのURL/TAshop/TAshop.cgi?pass= ??????
f).入力を開始すると次のファイルが作成されます。
ta_member.dat・・・薬局会員ファイル
ta_drug.dat・・・出品医薬品ファイル
ta_purch.dat・・・売買申し込みファイル
これらのファイルは動作確認後に一度削除してください。
運営開始後にこれらのファイルはまた作成されます。
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