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どんな物を作るか言い忘れてました(^^ゞ
1台はカーシャ・シュナイダーブレーシング(写真のやつですね)に、 他の2台はトラディショナルブレーシングにします。 シェイプ(外形)は3台とも同じにします。 テンプレートとモールドはコアを注文した時点で作っておきました。 図面はHana Lima I'aで5モデルセットを購入しました。 (ここのゴトー製チューニングペグは安いです。 郵便で送ってもらえる量なら国内よりも割安です。) |
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ここからが私にとって不安なところです。
コアの削りです。 某ギター製作本に載っていたToothing Blade (独断で、くし刃と訳します)をまねて加工したカンナです。 4mm間隔に菱形ダイヤモンドヤスリでV字型に溝を切りました。 (1mm、2mm間隔も試しましたが、あっという間に刃が欠けます。 溝の深さも1mmぐらいまでが適当でしょうか?) (コア削りのためにマキタのベルトサンダも買ったのですが、 アパートのベランダ工房での作業にはうるさすぎるので、 一度使ったきり、職場の作業台の上に…。) |
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サイド(側板)を削ります。
下圧式トグルクランプ2台を固定したベニヤ板を、 ワークボードにクランプで固定します。 当木をあて、材料を固定します。 これは、ワンタッチでクランプできるので、かなり楽です。 |
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くし刃の跡が分かるでしょうか?
斜めにカンナをかけます。 その都度向きを変えます。 (私は木目を見ながら、おおむねX字になるように 向きを変えます。) コツは、手を軽く添え、かるーくかけます。 厚さもチェックします。 (5mmの板を約3mm弱まで削りました。) |
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スクレーパーで、くし刃の跡を消します。
材が硬く、刃がすぐにダメになり、 効率が悪いのですぐやめました。 |
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上と同じ作業を今度は台直しカンナで挑戦です。
全然楽です。 カンナを前後逆に持ち、体重をかけ、馬車馬のように スピードに載せて押すといい感じです。 材料の表面もつるつるしょう(^_^)b これはまさにジャパニーズ スクレーピング プレーン といったところですね。 (約2mmまで削りました) |
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調子に乗って杢がカールしている材に挑戦です。
グレードはAAAAです。(AAより全然硬い!) ちょっと寄りすぎですが、奥の方は景色が写り込むぐらい つるつるなの分かりますか? カーリーコアもある程度ならこの方法で刃が立ちそうです。 マスターグレードの材は、もっとくし刃の刃幅をつめないと ダメでしょう。 |
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削る前の、材の周波数を調べています。
経験も勘もないので、これが頼りです。 理科教材の圧電素子に、シールドを半田付けして 両面テープで材に貼ります。(ピックアップの働きを するのでパソコンファンなどの雑音を拾いません) 材は、同じモールド2枚ではさみ、組み上がりに近い状態にします。 コルクを貼った棒でたたき。周波数計測ソフトで数値を見ます。 (音の出るチューニングメーターと粒のそろった砂でもあれば 同じように計測することが出来ます。倍音成分は無理ですが…) 面積と重量も記録しておくと経験として積み上がることでしょう。 |
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