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ブックマッチ(左右対称の接ぎ合わせ)の準備をしています。
簡易シューティングボードです。 貼り合わせる部分を2枚重ねて、カンナで直角に、かつ一直線にそろえます。 削っているところは撮り忘れました。 押さえに使っている角材は板に密着するよう軽くアールがついています。 |
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ブックマッチの接ぎ合わせです。
接着剤の硬化遅延と導管・繊維への浸透促進のため、接着面を 軽く水で濡らしてから接着剤を指でたっぷり塗り、貼り合わせます。 (特に断らない限り接着剤はフランクリン・タイトボンドです。) ひもでしっかり締め上げ、さらにくさび状の板でテンションをかけていきます。 *締めすぎてはいけません。 この方法は海外のギター制作家ホームページで見かけました。もうたどり着けません。 広く知られた方法なのでしょうか? ハタガネを使った接着もやってみたのですが、私には写真の方法が精神的には楽です。 なぜなら、滑ったり、歪んだりの心配が少ないからです。 |
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2時間ほどしてから空気の通りの良いところに立てかけ、最低一昼夜、乾燥します。
ご覧のように同じグレードでもセットによって色も木目も全く違います。 (一応、1台分ごとに同じ木から取られています) コアの木目は独特で面白いですねぇ(^。^) こんな感じで3台分、計6枚完了です。 |
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ネック加工です。
ホンジュラスマホガニーですね。 アイチ木工加工から取りました。 いつもながらきれいに仕上げて送ってくれるので感激です。 |
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ヘッドストック部(チューニングペグが付く板)
を切り出します。 15度にあて木にそって切り出します。 この鋸は生まれ故郷の小さな町の小さな鋸店で購入しました。 学生時に木彫彫刻用に父に買ってもらいました。 切れ味は最高です。ホームセンターの鋸と違い、 無理に力を入れると曲がらずに折れます。 学生時、別の横引き鋸の先を折りました(^_^;) 今でも宝物です。 |
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切り離す直前ですね。
慎重にゆっくり切ります。 |
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ヘッドストックを薄くしています。
(約1cm強まで) 大き目のカンナの方が楽に削れました。 このカンナは中学「技術」で買った安物ですが、 ホームセンターで最近買うものより切れ味が長持ちします。 年季が入ってるでしょ(^。^)y-.。o○ (最近、台直しカンナで底面を修正したら格段に使いやすくなりました。 結構、反っていたようです) |
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ネック、ヘッドストックの切り離したテーパー部を重ねて面を揃えます。
スコヤなどで垂直、水平、斜めと何度も平面をチェックしながら削ります。 ホンジュラスマホガニーはカンナがけが気持ちいいです。 さくさく切れます(^。^)y-.。o○。 |
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ヘッド接着ジグにセットして接着しています。
これも2時間程度クランプ後、はずして乾燥します。 (貼りつき防止のクッキングペーパーは乾燥の促進を阻害します) このジグもあるとないとじゃ精神的なストレスはかなり違います。 |
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