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ドラム・シックネスサンダー


図面は、インターネット上でいくつかみつけることができます。(有料、無料)
「Thickness Sander plan」で検索してみて下さい。
今回作ったドラムサンダーの図面、製作はDominic's Woodshopを参考にしています。
詳しいことはそちらをご覧下さい。


全体

まず、上に刺さっているのは掃除機のパイプです。
ドラムサンダーを買うお金がないので、当然集塵機も買えません。(^^ゞ
これだけでも舞い上がる粉塵ぐらいはしっかり吸い取ってくれます。
集塵機もつけられるよう、一応ビス止めしたベニヤの下は
大きく穴が開いています。

製作の基本方針は現物あわせです。(^^ゞ
図面と違うところがちらほらあります。
ドラム、プーリー、フィードテーブル部分

ドラムはシャフトに合板を貼り合わせ、最後に削って真円にします。
現在100番のヤスリを巻いてあります。

フィードテーブルはアクリル板が貼ってあります。
汚れに見えるのは裏側の接着剤が透けて見えています。
しっかり充填されていません。
平板を均等にプレスする良い方法が思い浮かばず、
書籍を積み上げました。どなたか知ってたら教えて下さい。
精度には影響はありません。見栄えが悪いだけです。
エレべーションコントロール(昇降調節?)部

下のハンドルでテーブルを上下させ、手前のハンドルで
上下ハンドルを締め付け、固定します。
モーターマウント部

右側はヒンジ2本でフレームに吊られています。
左手前の調節フック(名前忘れました)は図面には載っていません。

このフック無しで試運転をしたところ、機械全体が大きく揺れだし、
床を歩き出しました。(^^ゞ

動いているモーターを押さえたり歪みを確認しても原因がわからず、
その日の夜に「もしや」と思ってモーターマウントを少し持ち上げ
スイッチを入れたらスムーズに動き出しました。
理由はVベルトの継ぎ目のわずかなふくらみをプーリーが
拾ってたんですね。

遊びが肝心というわけでした(^_^)b


材料・部品金額購入先備考
フレーム部職場にあった解体された廃材電動カンナが大活躍
モーター(中古100V1HP)
スイッチ
プーリー
ピローブロック(台付ベアリング)
52,400ミツル電気地元のモーター販売、修理店
アフターを考えここを選択
ベニヤ板
接着剤
アクリル板
角材
メープル
ネジ類
ペイント
Vベルト
紙ヤスリ類
電機部品
約30,000ホームセンター詳細忘れました
旋盤加工(プーリー)
ステンレスのシャフト
9,000矢吹製作所地元の金属加工(切削)工場


ドラムサンダーは現在8万円ぐらいで買えるものがあります。
製作を決意した時点では25万円ぐらいの物しかありませんでした。

モーターはアメリカから輸入すると2万円弱で買えるので、
うまくやれば全部で5万円ぐらいで作れます。
私はアフター、修理などを考え、あえて地元で購入しました。

使用感はとにかく静か!!。
さすが日立製
隣の掃除機の方がうるさいくらいです。(^^ゞ

精度については、まだやわらかいベニヤ板しか削っていませんが、
ノギスでの計測上、特に問題ありません。

まずは、シックネスキャリパーとコアを用意し実材で微調整をしようと思います。
微調整や、詳しい使用感はウクレレ製作記録で紹介できたらと思います。




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